暴走★Boy
○―結嘉―○
「あう〜…」
そう唸れて、机に突っ伏す私。
「いつまでそうやってるつもり?謝るなら早く謝ればいいじゃん」
メイク直しをしながら、グサッとくる言葉を発する舞耶様。
足をバタバタさせながら、顔を伏せた。
「結嘉、このままでいいの?」
ブンブンと横に、頭をふる。
「じゃあ早…」
更に強く、ブンブンと頭を、横にふった。
そして、ため息をつく舞耶。
「盗られても知らないから」
と、なんとも不機嫌な舞耶様。