Love songを君に
カラオケ
いつものように街まで15分ほど歩いて行く3人
『永吉……彼女呼びなよ』
拓郎が誘うが…
『さっき会ってたばかりだから来ねぇよ!』
あっさり断られる
『んじゃ…オレの女がぁ…』
『ちょっと待てよ…?もしかして麻美がカラオケにいるのか?』
『たっ多分………』
なんとなく様子が変な拓郎
『マジかよ!』
オレと永吉が声を揃えて言うと拓郎は…
『別に……いいだろう』
と口をとんがらせながら言う
話をしながら歩いているうちにカラオケ店に着き、中へ入るとマスターから声をかけられた
『よう!』
『オッス!マスター麻美来てる』
拓郎がすぐに聞いた
『おう…いるけど……今日も、かなり酔ってるぞー!そこの11番の部屋にいる』
マスターはそう言って人差し指で部屋の場所を示した