Love songを君に





その夜……





今度は永吉からの電話だ
『もしもし…?どうした永吉?』
めったに自分からは電話をしてこない永吉





『今忙しいか……?』
元気がなさそうな感じが電話の声から伝わる





『暇だけど…』





『飲みに行かないか?』
飲みに誘われるのも珍しいことだ





『あぁ…いいけど』





『じゃあ…いつも行く居酒屋で待ってるから!』





『おう…わかった!!』
なんとなく永吉の様子がおかしいと思いながらも、すぐに仕度をして居酒屋に向かった





< 34 / 155 >

この作品をシェア

pagetop