Love songを君に
オレ達は永吉の大事な人を失わせてしまった。そんなことで離れるなんて納得がいかない……!
『拓郎!オレ…永吉の彼女に会ってくる!!』
『和哉!お前が会ってどうするんだ?』
『きちんとした話の説明をしないと…』
『でもさぁ……』
拓郎は止めようとしているみたいだが…
『オレにだって永吉は別れたことをなかなか言えないでいたんだ!彼女にだってちゃんとした理由を言ってないはずだろう?』
『そうかもな…永吉は、はっきり言えないやつだから…』
そして、オレは永吉の彼女に電話をする
『もしもし…和哉です!』
『あっ…はい…』
『今忙しい?』
『だっ…大丈夫ですよ!』
かなり動揺している感じの彼女…
『ちょっと会って話がしたいんだけど…今から会える?』
『はい…』
『じゃあ…広田公園で待ってるから!』
『わかりました』
そして…オレと拓郎は広田公園に行きブランコに座って待つ