Love songを君に





オレ達はその1週間後のライブに向けて毎日練習をするのだが……
『拓郎!真面目にやれよ…』
またふざけている拓郎を怒るオレ





『ちょっと休憩しようぜー!オレだってこんなに真面目にやられたら辛い!!』
全く集中力のない拓郎





『しょうがねぇなぁー!』
仕方なく休憩する





拓郎はオレの部屋にある冷蔵庫からビールを取り出して飲む
『あぁーうめぇー』





『ずるいぞー拓郎!』
そう言って永吉も飲みだす




『なんだよ〜いつもと何も変わらないじゃん!』
いつも30分ほどやると飽きて飲み会が始まってしまう





『固いこと言うなって和哉!』
拓郎にはメインバンドの自覚があるのかないのかよくわからない





そんな練習を繰り返し、亮介さんから言われたオレ達にかけているモノが何なのかもわからないままライブの日が近づく……





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