高峰君の秘密



これから毎日つけよっ♪



「つけるか?」

「えっ!?
いいよ、恥ずかしいし…」

「ふーん」



意地悪そうに笑う。

私は、成弥のこの笑いにドキッとしてたり…



「なっ、なに?」

「何でもねぇよ。
他に行きたい所は?」

「あっ、あのお花屋さん行きたいかも!!」

「あー…
じゃあ、早く食べろよ?」

「はぁーい」



それから、私は急いでクレープを食べた。

そして、成弥に手を出されて、その手を掴んだ。



「成弥の手って、大きいよね?」

「陽菜が小さいだけ」

「そんなことないもー…あっ!!」



二人で歩いていると、見覚えのある花屋が見つかった。



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