高峰君の秘密



俺と深川の間には、微妙な間隔と沈黙…



「彼女喧嘩したのー?」

「彼氏なんかほっといて俺らと遊ばない?」



…は?


そんな俺らを見てか、3人の男が深川に絡んで来た。


待てよ。

俺は彼氏じゃな…いや、彼氏じゃなくても、連れが目の前にいるだろ!!



「無理」



おっ!

深川ナイス!


って、違うだろー!!


深川がズバッと断るんじゃなくて…



「絶対、こんな彼氏なんかより、俺らの方が楽しいって!」

「あっち行かない?」

「だから、無理!
それに、彼氏じゃないから!
私は友達待ってるの!
ほんとジャマ」



あ゙…

そこまで言う…?



,
< 25 / 82 >

この作品をシェア

pagetop