月の恋人








1組目のバンドは、
轟音を轟かせるロックバンドだった。

力でねじ伏せる、という印象の。

荒削りだけど、
とにかく有無を言わせぬパワーがあって。

オーディエンス(観客)を圧倒していた。





2組目は、
打って変わってヒップホップユニット。

登場シーンから、スケボーで。

派手なパフォーマンスが目を引いた。

見た目のカッコよさからか、
固定ファンもたくさん付いているようだった。





3組目は、女の子のソロで。

ギター1本で勝負する姿と、
その素直な歌声は

聴く人の心に届いて感動を呼び起こした。





ブロックの決勝ともなると、どのバンドも何度かの予選を勝ち抜いてきただけあって、演奏レベルはかなり高かった。





会場のボルテージは、

どんどん高くなっていく。








< 410 / 451 >

この作品をシェア

pagetop