月の恋人のレビュー一覧
この作品を読んですごくあたたかい気持ちになりました。 幼いが故の真っすぐさや純粋さがすごく初々しくて素敵でした。 しかし幼いと言っても思春期で大人な考えも持つ、背伸びしてるんだけど、言ってることは真っ当なことだったりする。 子供が大人に成長するにあたって経験する、恋愛や友情、未来がぎっしり詰まっているようでした。 この作品を読んで元気が出ました。 素敵な作品ありがとうございました。
変わってしまった幼馴染と、いつまでも変わらないと思っていた弟との、ハラハラ三角関係‼ そんな三人が一つ屋根の下に住むことに 底辺の私と、高さの幼馴染、それを割る弟 果たして答えはでるのか‼ 400ページを読めば数式は解けるはず‼
通して読んでみて思ったのは、とても幻想的でいて「伝わる」表現がたくさん、それこそ星のように散りばめられていたこと。 思春期ならではの思考の巡りや、恋愛感情や、不安や、悲しみ。 それぞれの背景もよく描かれているので、とてもすうっと物語に入っていけました。 ネタバレ的なことは避けたいほど、読み応えも余韻もたくさんありまして。 なので、多彩な表現のひとつで私が一番好きだった箇所をあげて、拙いレビューにかえさせてください。 ――やっぱり、胸にあったのは水風船だったんだ 思春期の色をたくさん感じられる物語だと思いますので、よろしければ皆さんも、ぜひ。
涼やかな陽が飛翔する。 ひと夏の経験が 生涯忘れない経験に。 音楽は音を楽しむもの だから君が居れば そこはステージに変わる 世界へ旅立つことで 新たな世界が開かれる 月が輝く時 きっと隣には 負けないぐらい 輝くキミに恋してる 未完成が未完成のまま 進化して成長して 完成に限りなく近づいて 人、人、人、 幸せになるのは 人が居るから――。
思春期って 本当によくわかりません。 大人が言う「思春期」と 私が思う「思春期」は なにか、どこか 違うような気がする。 胸が痛くなることも 嬉しくなることも 切ない気持ちになることも あります。 この「月の恋人」に 思春期が詰まっていると いっても 過言ではありません。 ぜひ読んでみてください!
憧れたのは月 夜を照らす月光には 不思議な魔力があるに違いない 焦がれたのは太陽 震える心を溶かすその陽には 無限の力があるに違いない 憑かれたのは音 迷える気持ちを解すその音色は 愛を巻き起こす力があるに違いない 求めたのはもう一つの月 そこにあるのは 迷いから解き放たれた僕達の 目指す先 それは現実から遠く 未来からは近い 若人の中に生まれる そんな葛藤とエネルギーを この物語はとても美しく表現していると思いました もう一つの月を求める 迷えるそこのあなた 必読です♪
夏休みが終わって久し振りに学校で再会した友達の雰囲気が、何か違っていた…- な~んて経験、あなたにもありませんか? 少し大人びて見えたり、まるで別人のようになっていたり、何だかドキドキしてしまう。 「夏休みの間にあの子に何があったんだろう?」 そんな経験、ありませんか? 長いようで短い夏休み。 だけど、子どもが大人のドアをノックするのには充分な時間。 だから大人も「まだ子どもだから」なんて言い訳していないで、ちゃんと見ててあげないと。 子どもはいつだって自分の殻を打ち破る瞬間を持っている。 そしてその瞬間は一瞬だ。 『あたし、この夏を たぶん、一生、忘れない。』 陽菜、翔、涼 …-- 三人の子どもたちが今、大人へのドアをノックした。 少年少女のひと夏の経験。 必読です!!
子供から大人への過渡期 自分探しと自分作りの時期 そんな思春期真っ直中の 陽菜・翔・涼 恋・友情・夢 純粋で一生懸命な3人が悩み、もがきながらも成長して行く 甘酸っぱくて 切なくて あったかくて 優しい キラキラな、ひと夏の物語☆ 是非読んでみてくださいね!
作中の陽菜ちゃん、そして翔君と涼君を眺めながら、ずっと自分の思春期と重ねて読んでいました。 気になる異性との会話が花開いた瞬間、理屈抜きに相手を想う『好き』も有ったし、 それまで何も感じなかった異性との、何気ない優しさから、じんわり感じる『好き』も経験しました。 でも思春期って、それを相手に上手く伝える手だてがまだ無くて、そしてまた、そんな自分が凄くもどかしくて…。 無邪気で、不器用で、そして無鉄砲で好奇心旺盛で… 『ツキコイ』は、そんなあの頃の僕達と、作中の陽菜ちゃん達を重ねて読むと、まるで胸を擽られるような、熱い気持ちで読むことが出来ますよ。 葵ちゃん、素敵な作品をありがとう♪
待ってました! 待って、待って、 なにをって? 更新です(≧∀≦) わーい! 夢中になって夜更かししたあの日から(笑) 完結ー♪ 大好きなお話♪ です♪