Sky〜空のような君へ〜

震えが止まらなかった…。
「あっ!春ちゃん…」

お母さん…。

「お母さんですか?お話しがあるのですが…」

「あの!あたしもいいですか?」

生きてて…。

「そうね、一緒に聞こう?」

震えが止まらない…。

「ではこちらへ…」

あたし達は別室に呼ばれた。

「では今の状態についてお話しします…」

お願い…。

「21時15分…最善は尽くしました。でも、あまりに傷が深く…」

嘘だ…。

「本当に直せなかったんですか?あんなに元気だったんです!約束もしたんです!」

生きてるんでしょ?

寝てるだけでしょ?

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