teenager
3ヶ月がたった。
大粒の雨が、音をたてて降っている。
そんな日のことだった。
あたしの人生がまた、狂い出したのは‥
キーンコーンカーンコーン‥‥‥
帰りのチャイムが鳴る。
あたしは、千尋君を迎えに行くのが日課になっていた。
この日も、いつも通り鞄を持って千尋君のクラスに向かっていた。
今日は相合い傘できる♪
そんな、あたしらしくないことを思いながらウキウキ気分で歩いていた。
‥話し声?
教室との距離が近くなっていくにつれ、話し声が大きくなって聞こえてくる。
あたしはその言葉に耳を疑った。
「千尋、おまえ悪ノリしすぎじゃね?」
千尋君‥?
‥‥悪ノリ‥?
なんだか嫌な予感がした。
「‥‥」