teenager
そんなあたしには“違う”友達ができた。
「愛ー。今日も9時にいつもんとこっ!」
“こーゆう”友達。
「はいよ〜」
毎日、毎日、夜遊びばかりしていた。
そんなことを続けていたある日。
「愛ちゃん♪」
あたしには好きな人がいた。
同じ学年なのに他とは違う、少し大人びたイケメン、千尋君。
「ん、何?」
「今日遊ばない?」
あたしは素直に喜んだ。
急いで家に帰り、着替えてまた出て行く。
そんなあたしに愛想を尽かしたのか、お母さんはもう何も言ってこない。
てゆーか、リビングから笑い声が聞こえてくるのがいらつく‥。
‥‥バンッ!
あたしはイライラしていたから、ドアを思いきり閉めて行った。