teenager
なぜかシーンと静かな空気になる。
「全然。愛来てくれたしね♪」
ちょっと焦る‥。あたし言っちゃいけないこと言ったかと思った‥。
でも千尋君笑ってるし大丈夫だよね。
それからあたしたちは他愛もない会話をしながらテレビを見ていた。
「ごめん‥ちょっと寝てもい?」
眠くなったあたしは少しの間、ベッドを借りることにした。
眠い目を擦りながら千尋君のあとを追う。
「ここ」
ガチャっと部屋のドアを開け、電気をつけてくれる。
「ありがと‥」
意識がもうろうとしながらも、ベッドに倒れ込んだ。
「10分くらいしたら起こして‥」
そう言ってあたしは深い眠りに落ちた。