◆ 僕 と 君

――――



「こっち、こっち東君、」

あっ。桜さんだ

ん？絢斗と佐藤さんがいない…。

「あれ？絢斗と佐藤さんは？」

「まだ来てないみたい…。どうする？先、行っとく？」

そっかぁ…。

「そうですか。先、行った方がいいですよ。」

「そうだよね。先に2人で乗っとこう」

え？2人で？？

ほんとに？？ちょっと嬉しいっ

「桜さんって絢斗のこと好きですか？」

ちょっと気になってただけだよ…。

「ぅっうん。実はね///」

「やっぱりそうなんですか。」

「あっ。でも、無理だってわかってるよ。だって滝崎君、桃が好きなんでしょ？」

桃って佐藤さんかな。

「桃って佐藤さんですか？」

「うん。」

「そうらしいです。絢斗も言ってました。」

こんなこと、女の子に言ったらダメだったでしょうか。

「うん…。あっほらもう乗れるよ」

あっいつ間にこんなところに。

てゆうか、僕、、、、僕、桜さんと2人っ切りでジェットコースター！？

「そっそうですね。桜さんジェットコースター大丈夫ですか？」

「ん～・・・。実はちょっと怖い…。」

やっぱり女の子って怖がりなのかな。

「それじゃぁ、僕が守ってあげますから大丈夫ですよ。」

あっ///　ちょっとイイフレーズ♡

「あっありがと。だけどちょっと不安。」

ええ？それはちょっと…。