幸せな時間
「2組の山下翔だよ♪」
山下翔。
顔は下の中ぐらい。
背も普通。
目立つと言えば目立つ方。
私には全く気にもならない人。
「へー。なんか香奈のタイプがよく分からないや」
私はそう言い教室へと足を運んだ。
「あたしのタイプ??あたしのタイプは中身がいい人だよ♪そういう愛はどんな人が好みなのさ~!!」
私は迷った。タイプと言うタイプがないからだ。
「私のタイプはない。」
香奈の目は点になっていた。
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