不器用男子
どんどん紹介されていくメンバー…。
なんとか全部聞いて、頑張って覚えることにした。
食器を洗い終わって食堂から出ると、山崎君が立っていた。
「あれ…山崎クンどうしたの?」
「いや、一緒にいこ?」
優しい人だなぁ…。
「山田には気をつけたほうがいいよ? あいつオタクだから…。」
やっぱり…。
隣だし…。
「分かった。」
「メアド交換しとこ? なんかあったらいつでも呼んで?」
「ありがとう。」
わたしたちはメアドを交換してそれぞれの部屋に戻った。