不器用男子
ここまで言われると…本当に何をされるかわからない。
自信を持ってきたのに、今は足も手もがくがく震えちゃってる。
可愛いなんて人じゃない。
本物の悪魔じゃないの?
「樹里菜ちゃん…どうしてそんなに千隼がほしいの? 本当の理由を教えて…?」
なんとなく、もう一度聞いてみた。
…なんとなく。
「だから言ったでしょ? 価値のあるものは樹里菜のためにあるものなの。神様が用意してくれたのよ?そのコレクションの一つが千隼。 千隼は私にとって物なの。コレクション以外のナニモノでもないわ。」
ひどすぎる。
千隼は人。 ちゃんと感情も心もあって、恋だって勉強だって好きなことができて動ける人間だよ?
「千隼はちゃんと感情を持ってる人!! コレクションじゃない!!」
自信を持ってきたのに、今は足も手もがくがく震えちゃってる。
可愛いなんて人じゃない。
本物の悪魔じゃないの?
「樹里菜ちゃん…どうしてそんなに千隼がほしいの? 本当の理由を教えて…?」
なんとなく、もう一度聞いてみた。
…なんとなく。
「だから言ったでしょ? 価値のあるものは樹里菜のためにあるものなの。神様が用意してくれたのよ?そのコレクションの一つが千隼。 千隼は私にとって物なの。コレクション以外のナニモノでもないわ。」
ひどすぎる。
千隼は人。 ちゃんと感情も心もあって、恋だって勉強だって好きなことができて動ける人間だよ?
「千隼はちゃんと感情を持ってる人!! コレクションじゃない!!」