不器用男子
実家
3年生になって、早くも夏休み。
クラスは優里も祐武も…千隼も同じクラス。
「千隼…明日ね? 家に帰るんだけど…千隼も来る?」
なんとなく、まったり千隼の部屋で本を読んでたときに聞いてみた。
「んー」
「…て、聞いてる?」
「あー」
本を読んでるみたいであんまりこっちの話を聞いてないみたい。
実は私も最近千隼の読んでる本にハマってたりする。
もっと難しい本を読んでるのかと思ったら結構私でも理解すれば分かりやすい本だった。
「ちーはーや!! 行くの? 行かないの? どっち!!」
「…ひなみどこか行くの? 行くんだったら俺も行く。」
どこかって…やっぱり聞いてなかったの?
ま、千隼が後で後悔するだけだもん、いいやぁ。
「…で? どこまで行くんだよ!!」
電車に乗ること約40分。
「もうつくから我慢してて?」
いまだにどこに行くか気付いてないし…。
クラスは優里も祐武も…千隼も同じクラス。
「千隼…明日ね? 家に帰るんだけど…千隼も来る?」
なんとなく、まったり千隼の部屋で本を読んでたときに聞いてみた。
「んー」
「…て、聞いてる?」
「あー」
本を読んでるみたいであんまりこっちの話を聞いてないみたい。
実は私も最近千隼の読んでる本にハマってたりする。
もっと難しい本を読んでるのかと思ったら結構私でも理解すれば分かりやすい本だった。
「ちーはーや!! 行くの? 行かないの? どっち!!」
「…ひなみどこか行くの? 行くんだったら俺も行く。」
どこかって…やっぱり聞いてなかったの?
ま、千隼が後で後悔するだけだもん、いいやぁ。
「…で? どこまで行くんだよ!!」
電車に乗ること約40分。
「もうつくから我慢してて?」
いまだにどこに行くか気付いてないし…。