不器用男子
長い夏休みの3分の2はママと新しいパパと千隼と過ごした。
千隼はオジサンがいるから緊張することもなくママとも打ち解けていた。
まぁ、ママは打ち解けなくても無理やり話し始めるけど…。
始業式の前日に寮に戻った私たち。
「ただいまーっ!!」
「おかえりーっ!! &おめでとーっ!!」
寮に入るとみんながクラッカーと豪華な料理とともにこの言葉。
「えっ、何!?」
何がおめでとうなの?
ちょっ、ついていけない…。
「なんではなしてくれなかったんだよーっ!! 式には俺たちも出たかったし!!」
…式…?
ママと新しいパパの?
そんなの知らないよ…私も出たかったのに~!!
「木下夫婦は同じ部屋がいいかな!?」
凌君がニヤニヤしながら言ってる。
「夫婦!?」
どういうこと!?
「2人…結婚したんじゃねーの?」
「「は?」」
千隼はオジサンがいるから緊張することもなくママとも打ち解けていた。
まぁ、ママは打ち解けなくても無理やり話し始めるけど…。
始業式の前日に寮に戻った私たち。
「ただいまーっ!!」
「おかえりーっ!! &おめでとーっ!!」
寮に入るとみんながクラッカーと豪華な料理とともにこの言葉。
「えっ、何!?」
何がおめでとうなの?
ちょっ、ついていけない…。
「なんではなしてくれなかったんだよーっ!! 式には俺たちも出たかったし!!」
…式…?
ママと新しいパパの?
そんなの知らないよ…私も出たかったのに~!!
「木下夫婦は同じ部屋がいいかな!?」
凌君がニヤニヤしながら言ってる。
「夫婦!?」
どういうこと!?
「2人…結婚したんじゃねーの?」
「「は?」」