不器用男子
「そっか…神田君は私のどこか好き…?」
「友哉でいいよ。 そうだな…笑顔とか見てて危なっかしい所?」
…う。
「…ありがと。 でもね? 私…」
「知ってる。 彼氏いるんだろ?」
「うん。 私のことは好きに呼んでいいし…毎日本屋に遊びに来てもいいから…。」
「…ふーん。 いいんだ。 そういうの厳しくないの?」
「厳しいか…どうだろうね? 無関心っていうか…。」
ハッと我に返ると友哉君はじっとわたしを見てた。
「無関心? ひなみちゃんのこと好きじゃないって思っていい?」
名前を呼ばれて少しドキッとした。
ときめいたほうじゃないよ!?
「…でも、大切にされてるって感じはするもん。」
いつの間にか友達に話すように喋ってる。
「へぇ? じゃぁ、俺がひなみちゃんを襲ってたら…助けに来る?」
「襲う? どういう意味?」
「…天然なんだ…。」
「千隼は学校だよ?」
天然?
そうなの?
「友哉でいいよ。 そうだな…笑顔とか見てて危なっかしい所?」
…う。
「…ありがと。 でもね? 私…」
「知ってる。 彼氏いるんだろ?」
「うん。 私のことは好きに呼んでいいし…毎日本屋に遊びに来てもいいから…。」
「…ふーん。 いいんだ。 そういうの厳しくないの?」
「厳しいか…どうだろうね? 無関心っていうか…。」
ハッと我に返ると友哉君はじっとわたしを見てた。
「無関心? ひなみちゃんのこと好きじゃないって思っていい?」
名前を呼ばれて少しドキッとした。
ときめいたほうじゃないよ!?
「…でも、大切にされてるって感じはするもん。」
いつの間にか友達に話すように喋ってる。
「へぇ? じゃぁ、俺がひなみちゃんを襲ってたら…助けに来る?」
「襲う? どういう意味?」
「…天然なんだ…。」
「千隼は学校だよ?」
天然?
そうなの?