不器用男子
 千隼のほう見ると危ない気がしたから千隼の布団を頭からかぶった。



 目を瞑ると千隼の優しい匂いが鼻をくすぐった。


「ふふっ」


 幸せだぁ…。



 最後の幸せだったのかな…?



 その日はバクバクしながら千隼の部屋で寝させてもらって次の日には微熱で学校に登校。




 この日念のため学校は休んでおけばよかったかな…?



 すごく後悔しちゃう。







< 77 / 244 >

この作品をシェア

pagetop