甘い夜の、願い事。


キスをして、始めは抵抗していた桃も、時間が経つと元々弱い抵抗もストップした。

唇を離すと、肩で息をしながらトロンとした目で俺を見る桃。


それを良いことに、すぐに桃の首筋に顔を埋めた。


「えっ…待、っ!」


鎖骨の上辺りに、俺のっていうキスマークを付けた。

完璧桃にハマッてる。


ひとつひとつが、可愛くて仕方ない。

今だって、鎖骨に舌を這わせる俺の肩を押しながら、顔を真っ赤にして目をぎゅうっと固く閉じて耐えてる。


でももう、止まんない。

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