甘い夜の、願い事。


正直、男に触れられる桃を見てイラついたのは確か。


「俺のに触んな。」

と思った。


……俺の?

咄嗟に思ったことに、自分で驚いた。



俺は桃にハマッてるんじゃなくて、

桃に、惚れていたと確信する。



気が付いたら桃を店から連れ出してた。


嫉妬でどうにかなりそう。

こんな感情、初めてだ。

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