I believe* ～空の下で～

-prologue- *始まりの日*

鈴「あ～あの子がルフィア候補～?」

雷「あぁ。情報によるとそうだ。」

屋上から、ルフィア候補である冬川麻美を見る。

鈴「何か•••哀れに思えてきたよ••••」

雷「俺もだ。流石にあれはないな。」

冬川麻美を偵察しているのは、私、桐原鈴音(ｷﾘﾊﾗ ｽｽﾞﾈ)と、佐々木雷亜(ｻｻｷ ﾗｲｱ)である。

休み時間になれば、コーラ買って来いだの、ポテチ買って来いだの、とにかくパシられている。

特に昼ご飯のときが凄い。

じぶんなんて食べる暇がないくらいパシられている。