愛し君と哀し僕
いろんな話をしたね。
お互い、複雑な家庭環境で
あたしには居場所がなかったから。

ずっと寂しかった。
そう言ったあたしにも
無表情で、
「寂しいって、なに?」
そう聞いてきた。

不思議な人だなって、
そう思ったよ。

貴方を好きになるまで、
時間はかからなかった。
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