正義のGarl


その男の子は、


よく見る顔だった。


いつもの学校に、


いつものクラスに、


いつもの日常に、


なんの悩みのないような、


ごく普通のあたしの毎日に、


ごく普通に現れる。



そんな少年があたしの目の前で、


なんの迷いもなく傷つけられている。




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