お兄ちゃんは危険な××!
「お前…何て言ったらいいのか……」
笑いをこらえながら言葉を探す玲人をぽかんと見上げていると
「馬鹿だよな」
「………。」
っ、
結局そんな言葉で片付けた!
「もう!知らない!」
「あ、おい…」
してやられた悔しさと笑われてる恥ずかしさでイライラも絶頂に達した私は、ぷいっと玲人に背を向けた。
先に歩きだすと、玲人はあわてて追いかけてきた。
玲人が話しかけてくるけど、無視してアイスを舐め続けた。