お兄ちゃんは危険な××!

「優絵ちー、もう休んでれば?保健室行ってもいいと思うよ?」


日菜子が可愛い手で私の背中をさすりながら可愛い声で言った。


なんであなたはそんなに可愛いの。

抱きついてもいいですか。


「いや…いいよ。私が抜けたら大変だもん、怜奈ちゃんが」


怜奈ちゃんとはスポーツ大好き体育少女で、いろんな種目に引っ張りだこ。


私のクラスは女子の人数が少ないから、私が休んだらバレーメンバーじゃない怜奈ちゃんが駆り出されるに決まってる。


ただでさえ忙しいのに、迷惑かけちゃうよ。



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