お兄ちゃんは危険な××!
まずお兄ちゃんの指が優しくなぞって
それから
お兄ちゃんの唇、柔らかかったな……
ってわたしはヘンタイかっ!!
ふるふると頭を振って布団を被り、とにかく寝ようと目を瞑った。
けど、目を瞑っても浮かんでくるのは
お兄ちゃんの表情や、唇ばかりで
きゃああああもーやっぱわたしヘンタイかもしんない!!
というのを繰り返すばかりで結局一睡もできなかった。
そしてお兄ちゃんも、朝まで部屋に戻って来なかった……