紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「刹奈ー?用意できたぞ」


変わらない笑顔で
私に言う。

信じたい


だけど………



「刹奈?」


ドクン……ドクン……


「食べたくないのか?」
「……違う……」


爽は少し困った顔で私を見た。

迷惑は……
かけたくないよ……


「行く……」
「よし、行くぞ」


ニコッと笑う爽に私も笑顔で返した。


“今夜、川橋”


それを頭に入れながら





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