紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「そういうこと、しないで!!」


ピタリと俺の動きは止まった。

亜弥は涙を吹き、真っ直ぐで綺麗な目で俺を見た。


「…早く……誤解を解かなきゃ」
「あぁ、そうだ」


昨日のこと
きっと―――見てたのだろう。


今日の刹奈の目は赤いし腫れていた。


湾は一体何を考えたのか…さっぱりだ。

だが、刹奈を巻き込んだ
それだけは許さない。





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