紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「爽ッ……っ……」


私は前に出る
閻魔…いや、お父様の目の前に



「お父様…爽は…私の夫です……

私の愛してる人です……」


怯えてなんかいられない
怯えたら

負けなんだ



「刹奈、分かってるから
どうせ夜叉に脅されてるんだろう?

刹奈は昔から困ってる人を見捨てられなかったからな…」


違う……違う!!!
それは私じゃない





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