紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「お父……様」


どうして…?
私の声を聞いてくれないの?


「こんなの…酷い」


私の瞳から涙が溢れ出す



「刹奈……大丈夫だ」


爽は優しい笑顔で
私にそう言った


「お前は俺から刹奈をとる気か?」


「とる…?刹奈は物じゃねぇよ

俺の嫁であり……
あんたが刹奈の親である」


爽……


私……っ…私……





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