紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「何を馬鹿げたこと……
なぁ?刹奈」


馬鹿げたこと……?


私は拳を強く握りしめた
プルプルと震える


「お父様…私は、私は…………


貴方の娘です……」


「刹奈…?」


首をかしげ私を見る


「刹奈であって刹奈ではない……

お父様だって…分かってるんでしょう?」


お父様は動揺を隠せない


「……あ…ぁ…」






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