紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「…もう楽になろ?」


プルプルとお父様の手は震えるだす


「ちが……違う!!」
「お父様!!!!」


もう…止めて……


「せ…つなぁ……違う…違うんだ…」


ぐっと私の腕を掴む


「……違う…?」
「そう…違う……」


どういう事……?


「俺は……お前を愛してる…」


お母様を見る瞳じゃなく
愛しい子供を見る瞳だった。





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