紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「……うそっ……」
「愛してるだ」


優しく私の頭を撫でる
これがお父様の手?

暖かく不器用な



「刹奈…」
「…お父様……私…私!」「危ない!!!」


グイッとお父様に引っ張られ
抱き締められた瞬間――――






グサッ






鈍い音がなった





「お父様…?」



だけどお父様の表情は変わらない






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