紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「……っぅ…」
「さぁ、来い―――
最も強く美味しい刹那女の血を俺に」



爽っ…助けて………



黒羽は私の首筋を顔で埋めた


「ぁあ……良い匂いだ」
「やめ…て……」


黒羽は「ふっ」と笑い



―――私の首筋に刃を突きつけた


血を吸われ


わざと肉をえぐられながら


だけど私は耐えることしか出来なかった

まだ、無力な私には





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