紅鬼神†妖怪との禁断な恋†



「刹奈…」


爽は剣をしまった。


「爽…ありがとうっ」
「当たり前だ…」


ぽんっといつもの優しく温かい手がのる

――…爽の手だ



「ったく…俺を忘れるなんて…
お仕置きだな、後で」


―…っ!?


「えっ…っ……ちょ!」


優しい微笑みを私に見した。
―――……爽っ



「おい…」
「――……黒羽」






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