あのね、スキ
先輩に追いついて、
何も言わない先輩のあとをただ歩く。
でも、いいんだ。
もうすぐ見れるから
玄関を出て、だるそうに歩く先輩
その後ろを遠慮がちに歩くあたし
先輩がいきなり口を開いたと思ったら
「お前 俺の何がスキなわけ?」
だって。
あたしを振り返るわけでもなく、ただだるそうに声だけをあたしへと降らせる。
そんなことでさえ嬉しい!
何も言わない先輩のあとをただ歩く。
でも、いいんだ。
もうすぐ見れるから
玄関を出て、だるそうに歩く先輩
その後ろを遠慮がちに歩くあたし
先輩がいきなり口を開いたと思ったら
「お前 俺の何がスキなわけ?」
だって。
あたしを振り返るわけでもなく、ただだるそうに声だけをあたしへと降らせる。
そんなことでさえ嬉しい!