ネコたち

客観視？

「俺は、客観的に物事を見ているんだニャー」
とブチネコ。

「オイラは主観でしか物事を見る事が出来ないニャー」
とクロネコ。

「主観でしか物事を見れないと言う事は自分の目線でしか物事を見てないと言う事だニャー」
ブチネコが
クロネコに伝えてきます
「もちろん、そうだニャー。オイラはクロネコだから、オイラはオイラの目線でしか見れない」

クロネコが
ブチネコに伝えます。

「クロネコ君は誰かの立場に立って物事を考えた事や目線になったり気持ちを考えた事はないのかニャー？」

ブチネコが
クロネコに伝えると
クロネコは
しばらく考えた後
答えました。

「誰かの気持ちを考えたり立場を考えた事はあるニャー。でも、立場に立った事も無ければ目線に立った事は１度も無いニャー。立場に立つ事が出来るのは本人だけだし、その目線で見れるのは、本人だけじゃないかなぁ～」

客観的とは曖昧なもの。
なぜなら
自分が存在する限り
それは自分の目線であり自分と言う主観が
入るから。

気持ちを考える事は
出来る。

でも考えた時点で
自分の考えという
主観の他ならない
物だと思うから。