だから、また君は


「今日はそこまで!!明日に備えろ!!」


向島先輩の声が響く。


汗まみれの胴着を脱いで、
シャワーを浴びに行こうとする。


「待てよ」


呼ばれて振りかえると、
先輩が残ってろ、と告げた。


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