こっち向いてよ
「綺麗…」
今日が入学か〜…。あたしもとうとう高校生か〜。
中庭にある梅を見ていた。砂利の敷いてある感触が気持いい。少したそがれていると、ふいに後ろから声をかけられた。
「あの…新入生…ですか?」
少し遠慮がちに話しかけてきたその人は、ふわふわにウェーブした栗色の腰まであるようなロングヘアのテディベアみたいな印象の可愛い女の子。
「…え?あ、はい。新入生です!!」
一瞬自分じゃないと思っていたから、反応がおくれちゃった。
変に思われてないかな…?と思って顔をのぞいたら、その女の子は暖かい満面の笑みであたしに向かって微笑んでくれた。
今日が入学か〜…。あたしもとうとう高校生か〜。
中庭にある梅を見ていた。砂利の敷いてある感触が気持いい。少したそがれていると、ふいに後ろから声をかけられた。
「あの…新入生…ですか?」
少し遠慮がちに話しかけてきたその人は、ふわふわにウェーブした栗色の腰まであるようなロングヘアのテディベアみたいな印象の可愛い女の子。
「…え?あ、はい。新入生です!!」
一瞬自分じゃないと思っていたから、反応がおくれちゃった。
変に思われてないかな…?と思って顔をのぞいたら、その女の子は暖かい満面の笑みであたしに向かって微笑んでくれた。