ヴァンパイア様と猫
依智がヴァンパイアってことが分かって
あたしが猫だってバレて
嫌な予感がして後ずさって
そしたら柔らかいモノ(ベッドだと一応認識してた)に躓いて
倒れ込んで
てな感じかな?
あ、今、一つ付け加え。
あたしの上に依智が跨がって
あたしの両腕を片手で纏めた☆
『─………纏めた☆』
じゃねぇよ!!
しかも☆ってなんだよ、☆って!!
なんちゅー楽観的なんだ、この作者は!!!!!!
いや、楽観的なあたしが言ってもいいことなのか怪しいところだけどさ…。
とりあえずー…危険ってことだけは言えるね、うん。
ってことでさ。
「依智、どけて」
まぁこんなことですんなり避けてくれるとは全然、これっぽっちも思ってなかったけどさ?
こうも予想通り過ぎるとどう反応したらいいか困る訳なんですよ。
「ヤダ」
………ね、困るでしょ?
てか貴方(依智)、ヤダって小さな子供じゃないんだから…。
おかーさんは悲しくて涙がでるよ(勿論産んでません)。
てかそんな子供に育てた覚えはありません!!(普通に育てられた覚えもないだろ!!)。
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