俺様な幼なじみ〜ナマイキ中学生〜
てっ何考えてんの!!
そんなのある訳無い!!

ドンッ!!

あたしは息苦しいながらも爽君を勢いよく押しただけど直ぐにその手を捕まえられてしまった

「はなしてっ」

あたしは爽君を鋭く睨みつけた

「そんな顔しても誘ってるようにしか見えないけど?」

クスッ

爽君は不適な笑みを浮かべながらあたしにそう言った

「誘ってないしっ!てかいい加減手はなしてっ!」

あたしは俯きながら爽君に言った今この顔見られたくない!
爽君が近すぎる・・・爽君の言葉や仕草であたしは直ぐに顔が赤くなってしまうやっぱこれって好き・・・なのかな?
いやっ好きなはずない!好きな訳無い!絶対そんなのあるわけないっ!!あるわけないないのに何で爽君がする一つ一つに反応して赤くなったりドキドキしたりするのっ!?

グイッ

あたしがイロイロ考えていると爽君に顎を捕まえられ目線を合わせられた

クスッ

「顔真っ赤だよ?照れてんのもしかして?」

「なっ!?んな訳ないじゃん!」

あたしは勢いよく爽君に言った

「お前ってとことん嘘下手な!てか嘘下手なくせに意地っ張りだし」

「なっ!ほっといてよ!」

あたしは少しムッとなりながら爽君に言った

「まっそこが可愛いんだけど」

ボッ

直ぐに顔が赤くなったのが分かった。なっなんで爽君はそんなこと軽々言えるんだろ?てか爽君ってあたしより年下だよね!?なんかエロくない!?てかっ中一でこんなエロいやついた!?爽君って本当中一!?

そんなことを考えていると下からお母さんの声が聞こえてきた

「由美〜いつまで寝てるの〜もうお昼よぉー起きなさーい!」

「はっはーい・・・」

そうお母さんに言ったら隙を憑かれたのか爽君にキスをされた。さっきよりも深い深いキス・・・

「んンッ・・・ふぅ・・・ンッ」

頭の芯がとろけるような深い深いキスをされて抵抗しようとしても力が入らない

「んんんンッ・・・」

いい加減苦しいっ!!っと思ったら唇が離れた

「ざまぁみろ」

そう言うと爽君は部屋から出た

「な・・・んか物足りない」

って何口走ってんのあたし!何でこんな・・・あたしはまだ分かってなかった自分の気持ちに・・・
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