俺様な幼なじみ〜ナマイキ中学生〜

いや、気付いていたのにそれを認めたくなかったんだ。
この時のあたしは何も分かってなかった・・・



「はぁ〜勉強はかどらないし」

あたしは朝食をいや性格には昼食なんだけど食べ終えたあたしは部屋で勉強をしていた
仮にも受験生だから勉強は・・・しないとね
だけど全然捗らないんだなこれが・・・勉強をやってもやっても爽君のことを考えちゃうしなんかモヤモヤするし・・・なんか変だよあたし
キスしてきた時も嫌じゃなかった、それよりももっとしてって思った

何なのこの気持ち全然分かんないよっ!!

「あっこーゆう時は琴音に相談しよっ」

あたしは机の上から携帯を取って琴音に電話した

プルルルルッ・・・カチャ

何回目かのコールで琴音は電話に出た。

「もしもし?由美?」

「あっ琴音?相談あるんだけど・・・」

「由美が相談?珍しくない?なんかあった?」

「あっあのねっなんかあたし変なんだ」

「変って?」

あたしは有りのままを琴音に話した。爽君のことモヤモヤっとした気持ちのことを・・・

全部話し終えたら琴音ははぁーっとため息を出して呆れた様に話した

「由美、あんた爽君のこと好きなんだよ」

はっ?
あたしが爽君のことを好き?なっななななある訳ないじゃんっ!?そんなこと!!

「あっ「由美、あんた今あるわけないって思ったでしょ?」」

ウグッ!!

なっなんで分かんの!?
琴音ってエスパーですか!?

琴音はため息混じりにあたしに話した

「あんたバカでしょ?好きでもないやつにそんな感情わかないよ!恋ってドキドキしたり胸が張り裂けそうになったりいっぱい相手のことばっか考えちゃったりして、自分が可笑しくなるのそれが好きなの」

琴音の言葉は今のあたしにピッタリだった。毎日毎日爽君のことを考えたり爽君を見てドキドキしたり時には胸が張り裂けそうになることがある

「琴音、あたし自分の気持ちに気付いたよバカだね親友に言われないと分かんないって」

本当バカだよあたしただ認めたくなかったんだ

「本当バカだよでも自分の気持ちに気付いてよかったね!」

「うんっありがとっ琴音」

「じゃあ切るね?」

そう言って琴音は電話を切った

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