俺様な幼なじみ〜ナマイキ中学生〜

ふとその時あたしの前に影がおちた。
口に暖かいモノがあたった。

なっ!!なに?
と思ってると今度は舌があたしの口の中に入ってきた。

「んんッ・・・ふっ・・・」

いくらなんでももう分かるっ!!あたし爽君にキスされてるっ!!あたしは必死に爽君に抵抗した。爽君の胸をぽかぽか叩いたり肩を叩いたりしたけど爽君に両腕を掴まえられ遮られた。

「やぁ・・・ふっ・・・んっ」

いっいい加減苦しい!!
ふとその時唇が離れた。
あたしは目に涙を浮かべながら息を整えた。

「なっ綺麗だろ!!」

はっ?意味わかんないですけど!!あたしはまだ息苦しい中爽君を睨みつけた。

「その顔ヤバすぎっ誘ってんの?」

「誘ってない!!てかいい加減手離してっ!!」

爽君はフッって笑ってこう言った。てか爽君キャラ違くない!?

「嫌っていったら」

「・・・・ッ!?」

爽君はまたあたしに覆いかぶさるようにキスをしてきた。

「んンッ・・・んーーっ!!」

ドンッ!!

「ハァハァいい加減にして!!」

あたしは爽君の微かな隙を狙い爽君を突き放した。

「なっなんでキスなんてしてくるの!?爽君まだ中一だよ!?こんなことしたらイケないんだよ!!」

あたしは大きな声で爽君に言った。

「中一とか関係ないしっ由美の綺麗な顔みたいからキスしたの。ただそれだけ」

「いっ意味わかんないから!!」

あたしは爽君をおいて一人走って家に帰った。


この時爽君の笑みに気付かなかったあたしは・・・
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