恋物語

涼介とは家が近いから外を歩いてるとよく会うのも事実。


でも、学校外ではほとんどしゃべることはない。


正直、話題もないし、どうせ話しても反論されるだけだろうし……


第一、興味がないから、お互い、ムシなんだけど、今日は涼介の方から声をかけてきた。


何を話したのかは覚えてない。


でも、飲みに行って、すごく飲んだのは記憶がある。


お酒がそれほど強いわけじゃないのに、ものすごく飲んだ。



あとは――この有り様。




< 12 / 24 >

この作品をシェア

pagetop