私のかわいい後輩君

いつもの先輩だ。
けど、今までの春瀬先輩とは違う。
男嫌いも、なんかみた感じ克服してるみたいだ。

嬉しいのに…
なんか素直に喜べない自分がいた。


そんな自分が嫌になって…
その場から逃げるように告げた。


「では、先輩。俺はここで…。」

「もしかして、俺。梅崎くんに嫌われてるって感じ?」


微かに聞こえる篠原太陽の声。『もしかして、俺。梅崎くんに嫌われてるって感じ?』
あー。嫌いだよ。






春瀬先輩と仲良く話やがって。



< 190 / 299 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop