私のかわいい後輩君

ガチャッ……。

「結構、風すごいですね。」

「確かにそうだね。」

さっきは、こんなに風吹いてなかった気がするのに。

そういえば、太陽。
どうしたかな?
勝手に飛び出したから、怒ったかな?

太陽に限ってそんかことないか……。


「先輩!」

「ん?」

「俺、先輩に話したいことがあるんです。」

「あたしもあるの。聞いてほしいこと。」


会話が一旦終わり、あたりには風のなびく音しか聞こえない。

< 280 / 299 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop