私のかわいい後輩君

時は過ぎ、いよいよ最終競技。

対抗リレーの時間となった。


「皆、今日は絶対優勝だからね。」


いつになく気合いが入ってる紗羅先輩。


「紗羅~気合い入ってるね~」

亜沙先輩が、紗羅先輩に絡んできた。


「当たり前。亜沙に優勝は渡さないから…」

怖いよ紗羅先輩。


「紗羅怖いよ~でも…優勝は、あたしたちのチームが頂くから…」


怖いって言ってる亜沙先輩の方が一番怖いってことがわかった。


「わぁ。ちーちゃんじゃん♪それに華菜ちゃんも…」

「何々?メンバー見て言葉もでないか?」


「何言ってんの~余裕♪」


あたしが、今日学習したこと。

試合前には、絶対あの人たちには絡んではいけないって言うこと…。

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